ブログをご覧の皆様、こんにちは。
イーストテーブルの角田です。
今回は、とろろや和え物などによく使うすり鉢・すりこぎのお話です。
たまにしか使わない方も多いかと思いますが、実は和洋選ばず幅広いメニューに使える食器なんです。
すり鉢の便利な使い方から最新のおしゃれなすり鉢まで、詳しく紹介していきます!
和食だけじゃない!すり鉢は洋食にも使えます
ゴマの和え物やとろろ料理の定番アイテムとなっているすり鉢は、すりこぎと合わせて使う食器です。素材は陶器製が多く、安定感があってしっかりとしています。
する=お金をする(盗む)といった言葉が縁起が悪いといわれることもあり、地域によっては当たり鉢、当たり棒と呼ばれていることもあります。
すり鉢の特徴は、調理用具と食器を兼ねられるということ。
ご家庭にあるのは台形のような形のすり鉢が多いかと思いますが、どんぶり型のすり鉢もあり、食器としてそのまま食卓に出しても違和感がないのでこちらもおすすめです。
主に、ごまをすったり、長芋をつぶしてとろろにしたりと、和食に使われていることが多いですが、それ以外にも色々な使い方があります。
梅干しやシソなどの食材をすりつぶしてペースト状にして、自家製ドレッシングやオリジナルソースに。
えびしんじょや豆腐をすり混ぜてがんもどきに。
バジルをペーストしたものにパスタを加えて、ジェノベーゼに。
ジャガイモを粗めに潰して、野菜と卵などを加えてポテトサラダに。
その他にも、ナッツを潰して小麦粉を混ぜ、クッキー作りのボウルにしてもOK。
すり鉢の溝で粉がぱらぱらになるので、振るいにかける手間を省くことができます。
どっち向きでもすれる、両利きすり鉢も話題です!
最近では、すり鉢の目の部分にも工夫をこらした製品が登場しました!
山只華陶苑が開発した、「波紋櫛目」と呼ばれる波型の溝によって、今まで時計回りでしか食材をすれなかったものが回転方向に関わらずすれるようになり、右利きも左利きも関係なく両利き用として、すり鉢がお手軽に使えるようになりました。
この波紋が刻まれたすり鉢は、人気テレビ番組「マツコの知らない世界」でも紹介されて話題になり、人気が高まってきています。
まだすり鉢を家に置いていないという方や、家にちょうどいいサイズのものがないという方も、この機会に使いやすいすり鉢を導入してみませんか?
すり鉢(小) 波紋 17.5cm minoruba(ミノルバ) 山只華陶苑 2,680円(税込)
右利き、左利きどちらでも使えるすり鉢。ルリ・アメの2カラー。
2~4人用のすり鉢(大)もあります。
最初は1~2人前の使いやすいサイズからスタート!
18cm程度のすり鉢は、1~2人用のメニューに最適なサイズ。
夫婦二人や少人数の家族分のおかずを作るのに向いています。
コンパクトで場所を取らないので、収納にも困らなくて済みますよ。
すり鉢をあまり使ったことがないという方は、このサイズから使い始めることをオススメします。
食材をすったりペーストする調理道具としてはもちろん、料理を盛り付ける鉢としても使えるので、ごまをすった後、直接ほうれん草を入れて味付けしてから食卓へ。
ごまの香りが引き立つ、副菜の一品ができあがります。
すり鉢自体が食卓のアクセントになって、見た目にもおしゃれになりますよ。
3~4人の家族分を一度にすったり、出汁をたくさん入れるとろろ料理などを作りたい場合は、少し大きめの20cmサイズをオススメします。
6寸片口すり鉢(白唐津) 2,200円(税込)
上品な仕上がりの白いすり鉢。片口なのでゴマなどを移す際も簡単!
小鉢にも使える5寸サイズもあります!
片口すり鉢 6寸(黒結晶) 2,500円(税込)
こちらは和モダンに合う黒いすり鉢。丼ぶりとしても使えます。
小さめのすり鉢はお子様用の食器としてもオススメです。
すり鉢は、離乳食を始めたばかりのお子様におすすめの食器でもあります。
12~13cm程度の小鉢としても使える小さめのサイズが、離乳食用に最適ですよ。
安定感があるので倒れにくく、噛んでもあとが残らないので長く使うことができます。
しっかり洗えて煮沸消毒もできるので衛生面でも安心なのが嬉しいですね。
さらに小さい、10cm程度のテーブルサイズのすり鉢は、ゴマをすった後そのまま調味料入れとして出してもOK!
すりたてのごまが食卓に並ぶことで、食事の間もごまのいい香りが立ちます。
片口がついているものは、ソースいれやドレッシング入れとしてもぴったりですよ。
和食器 趣き深い色合い 片口すり鉢(小) 1,790円(税込)
10cmの小さめサイズ。注ぎやすい口があるため、ごま擂り、ソース作りなどに最適。
※すりこぎは別売りです
陶芸作家の5寸片口すり鉢(泥くし彫り) 2,200円(税込)
大きすぎず、調味料入れや小鉢としても使えます。和食器らしい風合いのおしゃれなすり鉢。
ユニバーサルボウル(すり鉢) 940円(税込)
丸みのあるかわいらしいボウル型。お子様の離乳食用にもぴったり!
青十草 4寸片口すり鉢 1,890円(税込)
和食器の定番である十草模様がおしゃれなすり鉢。小鉢のように使ってもOK!
すりこぎも合わせてどうぞ
すりこぎは、地方によって「れんぎ」や「あたりぎ」とも呼ばれる、すり鉢用の棒です。
その円筒形の形状は、食材をすりつぶしてペースト状にすることに優れています。
手触りのいい丈夫な木製の素材が多く、しっかり握れる太さと固いものを選ぶことで、手にさほど力を入れなくても食材をすることができます。
使いやすいすりこぎを選ぶには、握りやすさだけでなくすり鉢の大きさにも注目してください。
12cm程度のすりこぎは、擂鉢は4寸(12cm)から5寸(15cm)程度の小さめサイズに。
18cm程度のすりこぎは、擂鉢は5寸(15cm)前後の1~2人前用のサイズに。
24cm程度の大きなすりこぎは、たくさん調理をするために擂鉢は7寸(21cm)前後のサイズに。
すり鉢の大きさに合わないものを使ってしまうと、食材が細かくなりすぎてしまったり、逆に力を入れてもなかなかすれなかったりということがありますので、ちょうどいいサイズをチョイスしてください。
檜・ミニすりこぎ 12.5cm 420円(税込)
天然素材で安心!赤ちゃんの離乳食にも使える小さめサイズ。
檜・すりこぎ 18cm 572円(税込)
和え物やポテトサラダなど、普段のメニューで活躍してくれるサイズ。
檜・すりこぎ 24cm 660円(税込)
家族分のとろろなど、たくさん擂る時に使いやすいサイズ。
汚れを浮かせればお手入れも簡単です!
すり鉢を使った後、特に気をつけたいのは溝の部分の汚れ。
取り切れない状態で置いておくのは不衛生だけれど、なかなか汚れがとれない!
と、洗うたびに苦労している方も多いかと思います。
洗う前に必要なのは、汚れを浮かせてしまうこと。
とはいっても、手間もそれほどかからず簡単で、使い終わったすり鉢を早めにお湯に浸けておくだけでOKです!
水でも問題はありませんが、お湯のほうが汚れがしっかり浮くので、洗った際の汚れの落ち具合が全然違います。
汚れを浮かせた後は、食器用のたわしか歯ブラシなどを使って、目にそって細かい部分まで洗っていきましょう。
金属製のものを使うと、すり鉢が傷ついて溝の部分が欠けてしまう可能性があるため、ブラシを使ったほうが無難です。
そして、洗い終わった後は、しっかりと乾燥をさせることを忘れずに。
湿ったままだとカビなどの原因になってしまうので、水分には気をつけてくださいね。
実はこんな使い方も…。
すり鉢には変わった使い方があり、コーヒーミルの代わりにすることができます。
電動のコーヒーミルの場合、早く挽くことができますが、機械の熱でコーヒー豆の風味が落ちるなどの欠点がありますが、すり鉢を使うことで豆に機械熱が当たらず、美味しい状態を保ったまま挽くことができるんです。
すっている途中に豆の香りが楽しめるのも、コーヒー好きにはたまらないポイントかと思います。
定番のごま和えやとろろだけでなく、ポテトサラダ、パスタ料理も作れて、色々な使い方ができるすり鉢。
調理器具と食器を兼ねているので、片付けの手間を減らしてくれるのも魅力的です。
この機会に、すり鉢を使った料理をレパートリーに加えてみませんか?
それでは、また次回!
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