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そろそろ土用の丑の日ですね!
テレビCMやスーパーなどでよく目にする丑の日ですが、どういう意味合いがあるかご存知でしょうか?
丑の日に「う」のつく食材・・・主にうなぎなどを食べる人は多いかと思いますが、なぜ「う」のつく料理を食べるのかなど、丑の日について詳しく知っている人は少ないかと思います。

そこで今回は、丑の日にまつわる話と「う」のつく食材についてお伝えします。

「丑の日」ってどんな日なの?

丑の日とは、読んで字のごとく十二支の中で「丑」にあたる日のこと。土用は、「立春・立夏・立秋・立冬の直前の18日間」のことを指します。
それぞれの土用にはいる最初の日が「土用の入り」になりますので、2019年7月27日は、立秋の直前にあたる18日間の丑の日ということになります。

◆丑の日が二回ある?

ちなみに、夏の土用の丑の日は、1年のうちに1回ないし2回あり、1年に2回、夏の丑の日がある場合は「一の丑」「ニの丑」と呼ばれます。

そして、丑の日自体は、季節の変わり目とともに訪れるため年4回以上あります。
「夏の土用の丑の日」と「寒中の土用の丑の日」では、それぞれ違ったそれぞれ風習が行われているのも特徴です。

夏の土用の丑の日に、なぜうなぎ?

丑の日に「う」のつく食材を食べるという風習は、「うしのひ」の名前にちなんでいることと、昔から栄養価の高い食材や料理が多いことが理由といわれています。
特に、夏の定番といえば、うなぎが有名ではないでしょうか。

夏の土用の丑の日には、脂肪の多い食材であるうなぎを食べて、夏バテをしないようにといった意味合いがあります。
昔から、うなぎは精のつく食材として重宝されてきました。暑さで体が疲労することの多い夏こそ、うなぎを食べて夏バテを防ぐのです。

◆鰻屋さんの販売戦略!?

一説では、昔、夏場に売り上げが落ちてしまうことを相談したうなぎ屋さんが、「本日丑の日、土用の丑の日うなぎの日、食すれば夏負けすることなし」と書いた看板を立てることを平賀源内にすすめられ、実際にやってみたところ大成功したことから、他のうなぎ屋さんも次々と真似をして「土曜の丑の日」=「うなぎ」が定着したとも伝えられています。

夏の土用の丑の日にはうなぎを食べて暑気払いをするという、日本らしい昔ながらの風習というわけです。

うなぎにはこの食器がお似合い


サンマ皿にも使える、味わい深い和の長皿。
長角皿 27cm 渕波 和食器 / 820円(税込)

土の素朴で温かい質感が目を引く長皿。落ち着いた雰囲気が大人の食卓にぴったりです。
うなぎも余裕で乗せられ、揚げ物皿、ワンプレート、主菜皿にもぴったり。


塗り分けが魅力的なモノトーンの器。
和食器 長角皿 三色塗り分け minoruba(ミノルバ) / 1,180円(税込)

ニュアンスあるモノトーンの塗分けで、落ち着きを感じさせながらも現代の食卓にもしっくり馴染むモダンな長角皿。
約29cmと長めなので、おかずやおにぎりを並べてワンプレート皿としても重宝します。

うな丼にするならこちらの食器も


器の個性を楽しめる天目白流し。定番サイズの丼ぶり。
どんぶり お好み丼(大) 天目白流し 和食器 / 990円(税込)

深みのある天目カラーが料理を引き立ててくれる、高級感たっぷりのどんぶり。縁の白流しには個体差があり、情緒あふれるデザインです。
親子丼などの丼料理の他、うどん丼ぶりやラーメン丼ぶりにも使える、ご家庭での出番が多い定番サイズ。


手造りのような味わい、沖縄食器風の琉球唐草シリーズ。
どんぶり 20cm 台形 高ハマ 琉球カラクサ 和食器 / 2,310円(税込)

存在感のある唐草模様を取り入れ、沖縄食器の雰囲気を再現した和食器シリーズ。
おしゃれな台形型のボウルは、高台がしっかりあるので、できたての料理を盛りつけても熱が伝わりにくく安心。

暑気払いはうなぎだけじゃないんです

夏の土用の丑の日といえばウナギが定番ですが、うなぎのほかにも「う」のつく食材を食べることで、暑気払いを行うこともあります。

たとえば「う」のつく野菜である「うり」です。暑い夏に食べる瓜は、さっぱりとした食感と風味が暑気払いになりそうです。
うり以外には、「うどん」も暑気払いとして好んで食べられていました。

また、「う」のつくものとして食べられていたものには「梅干し」もあります。
梅干しにはクエン酸が含まれており、食欲を増進させてくれるため、暑さで弱り気味の体も梅干しを食べることで夏バテを回復してくれます。

◆夏の気候にぴったり合うメニュー

このように、昔の人は「う」のつくものを食べることで暑気あたりをしないと考えており、とくに夏の土用の丑の日には、うりやうどんなど「う」のつく食材を、夏の暑さに負けないようにと進んで食べていました。
また滋養強壮として以外にも、土用の丑の日に「う」のつくものを食べることで、病気にならないとも考えられていたようです。

うどんもうりも、あっさりさっぱりとしていて、暑い夏でも抵抗なく食べられる食材ですから、その説も納得ですね。

うどんにはこの食器


藍染の定番柄で美味しく盛り付け。
(古染たこ唐草)麺鉢 大 / 1,380円(税込)

夏の暑さを吹き飛ばしてくれそうな、元気のある大柄のたこ唐草模様の麺鉢です。ラーメン鉢、うどん鉢、そば鉢にも大活躍。
浅口なので冷麺にも使えます。冷たいうどんを入れて食卓に出せば、涼しげな印象をあたえてくれます。

瓜にはこの食器


とびかんなのラインカラーが料理を引き立てる。
パスタ皿 21cm トビカンナ 和食器 / 790円(税込)

夏のウリといえばゴーヤもその一つ。定番のゴーヤーチャンプルーで美味しくいただきましょう!
こちらは、民芸食器風のかんな削りを取り入れた、素朴ながらモダンな風合いの深皿。メインディッシュの盛り付けやカレー皿やパスタ皿にもぴったり。

梅干しにはこの食器


他の小皿と一味違う、黒土の器。
豆皿 黒土粉引小皿 9.5cm 貫入 黒土和食器 / 580円(税込)

ライトイエロー・白粉引・ブルー・ライトブルー4色全てが落ち着いた印象を与え、食材と共に食卓を明るくしてくれる小皿。
漬物やマリネなどの副菜皿、前菜皿などに最適です。

春、秋、冬の丑の日に食べる食材は?

では夏以外の丑の日は、どういったものを験担ぎをしているのでしょうか。

春の丑の日には、「戌(いぬ)」にちなんだ「い」のつくもの(いも・いちご・いわし・いんげん豆)などをとると良いと言われています。
秋の丑の日には、「辰(たつ)」にちなんだ「た」のつくもの(たまねぎ・だいこん)。
冬の丑の日には、「未(ひつじ)」にちなんだ「ひ」のつくもの(ヒラマサ・ヒラメ)を食べるとよいと言われます。

それぞれの季節に合わせた食材と絡めた言い伝えが、季節ごとに不足しがちな栄養素を補い、体を元気にしてくれる食材と結びついているのが特徴です。
まさに先人の知恵といってもよいでしょう。

ご紹介した食器以外のおすすめはこちらから!
▶▶どんぶり・丼をCheck
▶▶角皿をCheck
▶▶和食器をCheck

古くから伝わる風習は、昔の人々の生活に知恵に基づいたものが多く納得させられることがとても多いものですね。
土用の丑の日に食べるうなぎや「う」のつく食べ物を食べる風習も、現代まで伝わる大切な知恵といってもよいでしょう。

土用の丑の日は、「う」のつくものを取り入れて、夏の暑さを吹き飛ばして夏バテなしの毎日を過ごしましょう。

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